キレイナオネエサン.com

キレオネブログ

キレイナオネエサン.comのブログです。

アルコール依存症の治療に向けての取り組み

アルコール依存症の治療法は現在のところ断酒(断酒によって社会性を再獲得する)以外に無い。しかし、依存性薬物であるアルコールを断つ事は並大抵の努力ではなく、一生涯これを続ける事は想像以上の困難を伴う。この為、断酒をサポートする様々な試みがなされている。

断酒会
アルコール依存症患者とその家族によって作られた自助グループ。会費制で、組織化されており、外部に対してもオープンな姿勢を取っている日本独自の団体。断酒を続ける事を互いにサポートし合い、酒害をはじめ、アルコール依存に対する正しい理解・知識を広く啓蒙する活動を行っている。
AA(アルコホーリクス・アノニマス)
断酒会の原型である。1930年代にアメリカ合衆国で始まり、世界180ヵ国以上に拡がっている。基本テキストである通称ビッグブックは、70ヶ国以上に翻訳されている。アルコール依存からの回復の為に「ミーティング」と呼ばれるグループワークや、「12ステップ」という回復のプログラムを用いる。プライバシーを守るため、また、個人よりも原理を優先させるために、フルネームは名乗らない。よって断酒会とは異なり、名簿や会費もなく組織化もされない。アルコール依存症者のみが参加できるクローズド・ミーティングと、家族や医療関係者など外部の人も参加できるオープン・ミーティングがある。更に、女性だけのミーティングや若者だけのミーティングもある。
抗酒薬
アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ(アセトアルデヒド脱水素酵素)の働きを阻害する薬品で、服用すると飲酒時に血中のアセトアルデヒド濃度が高まる為、不快感で多量の飲酒が出来なくなる。簡単にいうと、少量の飲酒で悪酔いする薬である。シアナミドとジスルフィラム(商品名は「シアナマイド」と「ノックビン」)の2種が日本では認可されている。これらは飲酒欲求を抑える薬ではない為、医師の指導の下、本人への充分な説明を行った上での服用が必須である。この薬を飲んで大量飲酒をすると命にかかわる危険があるからである。
また、地元の都道府県の精神保健福祉センターや最寄りの保健所ではアルコール依存症に関する無料相談を受けており、専門の病院を紹介してくれる事もあるので、困った時は1人で悩まず気軽に相談するといいだろう。

断酒の三本柱:通院、抗酒剤、自助グループへの参加。
そして HALTの法則

H:ハングリー(お腹を減らさない)
A:アングリー(怒らない)
L:ロンリー(一人にならない)
T:タイアード(疲れない)

2009年5月28日 22:03

最新の記事5件

月別アーカイブ

カテゴリー